【医師監修】癒着している包茎の皮をたったの1日3分で改善する方法
- 【記事監修】
梶 昇吾
かじクリニック熊本 院長
日本美容外科学会 会員
日本医学脱毛学会 会員
平成7年 三重大学医学部卒業。平成9年 名古屋大学医学部附属病院 形成外科に入局。その後、大手美容外科クリニックの院長、大阪梅田中央クリニックの院長(中央クリニックグループ 技術指導医)を歴任し、令和元年 かじクリニック熊本を開設。
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包茎の方で、ペニスの皮を剥こうとするものの痛みがあって剥けない、無理に剥こうとしたら出血した、といった経験はありませんか?その症状は「真性包茎」と言われるもので、ペニスの包皮と亀頭が癒着してしまって剥くことが出来ない状態です。
日本人の約70%は包茎ですが、その内約95%は自分で皮を剥くことが出来る「仮性包茎」です。仮性包茎は自分で皮を剥いて洗うことで清潔さを保つことが出来ますが、真性包茎の場合はそうはいきません。恥垢(カス)が溜まってしまい亀頭包皮炎の原因となったり、悪臭の原因となります。
真性包茎は病気のリスクもあり、また悪臭を放つペニスはセックスの際に女性から嫌われますので早急に改善が必要です。
癒着してしまっている包茎は、根気よく毎日少しずつ剥いてみたり、専用の矯正器具を使用して治すことが出来ます。自分で治すことが困難な場合は手術を受けることで確実に治すことが出来ます。
どうやって剥けばよいか、手術を受けるならどのようなところで受ければよいか、といった改善策をご紹介します。多くの方がこの方法で包茎状態を改善しています。
包皮の癒着は自然と解消されるのか?
生まれた時は誰もが包皮は癒着している状態です。癒着は成長とともに徐々に剝がれていき、小学校入学頃には癒着は剝がれ、自分の手で包皮を剥けるようになると言います。
しかし、中学校を卒業し、高校に入学しても癒着が剝がれず、自分で包皮を剥くことが出来ない場合、自然と癒着が剝がれる期待は薄いと言っていいでしょう。
包皮が亀頭を覆っているが、自分の手で包皮を剥くことが出来る包茎を仮性包茎といい、日本人男性の約70%がそうだと言われます。一方、自分で剥くことが出来ない包茎を真性包茎と言います。
真性包茎には2種類あり、包皮が亀頭に癒着していて剥くことが出来ないものと、もう一つが包皮は癒着していないが包皮の出口が狭く、亀頭を露出することが出来ないものがあります。
自分で出来る包皮の癒着改善法
真性包茎を改善するには2つの方法があります。それは、「自分で頑張って剥く」方法と「手術を受ける」方法です。
手術は確実ですぐに改善することができますが、包皮を切るのはちょっと怖いし費用もかかるし・・・という方は、まずは自分で少しずつ剥いてみることをお勧めします。
費用をかけず、自分の力で改善する方法
やり方はいたって簡単です。包皮をペニスの根本に向けて少しずつ剥いていく、これだけです。時間にして1回3分程度で十分です。
決して一度にたくさん剥こうとはせず、1ヶ月で5mm程度ずつ剥いていくことを目標に、根気良く毎日少しずつ剥いていきましょう。
癒着が剝がれることで痛みが出たり、場合によっては出血することもあると思いますが、時間がたてば自然治癒しますのであまり気にすることはないでしょう。
注意点としては、癒着が剝がれたとしても包皮輪(亀頭の出口の輪)が狭いと剥くことが出来ないという点です。また、包皮輪が狭い状態で無理に剥いてしまうと元に戻らなくなり、ペニスが締め付けられて鬱血し、最悪の場合ペニスが壊死することもあります。狭いと感じたら無理に剥いてはいけません。
包皮輪を広げる方法としては器具を使った方法が有効です。次の項目で詳しく紹介します。
市販の専用器具を使うことでより改善に期待ができる
包皮輪が狭く皮を剥くことが出来ない時に有効なのが器具を使った改善方法です。包皮輪を広げる器具を使えばより高い確率で、かつ短期間で真正包茎の改善が期待できます。
使用する器具は「キトー君DX」という器具で、真性包茎が治せる器具として販売されています。
キトー君の仕組みはとてもシンプルで、毎日少しずつ広げていくというだけですが、意外にもこんな方法で効果が期待できるのです。
ただし勘違いしてほしいのが、キトー君を使ってもズル剥けになる訳ではないということです。真性包茎が仮性包茎になり自分で剥けるようにはなりますが、皮は被ったままです。常時剥けている状態にしたいのであれば手術が確実です。
しかし、真性包茎の手術は仮性包茎より高くなることが一般的です。仮性包茎になるだけだとしても、手術費用の節約につながりますので、試してみる価値はあるでしょう。
もし治らなかった場合は購入代金を全額返金してくれるので安心です。
キトー君について詳しくは「成功率99%は本当?!キトー君の効果と使い方を徹底レビュー!」をご覧ください。
キトー君のメリットとして以下が挙げられます。
- 手術を受けることなく真正包茎の改善が期待できる
- 仮性包茎になることで包茎手術の費用を抑えることができる
- 治らなくても全額返金してもらえる
キトー君のデメリットとして以下が挙げられます。
- ゴールは仮性包茎であり、包茎自体が治るわけではない(ズル剥け状態にはならない)
- 1日20~30分程度は器具を使う必要がある
包茎手術での改善
真性包茎を改善する方法の二つ目が、手術を受ける方法です。包茎手術は病院の泌尿器科や、美容外科系のクリニックでも受けることが出来ます。
泌尿器科での手術の場合、真性包茎は保険が適用されるため1~3万円程度の費用で手術を受けることが出来ます。 ただし、泌尿器科での手術はあくまでも「治療」の手術となるため、術後の見た目に関しては配慮されません。また、近年では包茎手術を行っている泌尿器科はとても少なく、探すのが難しいのが欠点です。
包茎手術は余った包皮を切除する関係で、これまで露出されていた「外板」と内側に隠れていた「内板」ではっきりと色が分かれてしまいます。この「外板」と露わになった「内板」を縫合することで、どうしてもツートンカラーになってしまい、「包茎手術をしたペニス」というのが一目でバレてしまいます。
美容外科系のクリニックの場合、保険が適用されず費用もかかりますが、自然な手術跡にしたいと希望を伝えればそのように手術を行ってくれます。
子どものおちんちんは剥いたほうがいい?
男の子を持つ母親が気になるのが、子供のおちんちんの皮はいつから剥いたほうがいいのか?手術したほうがいいのか?ということです。真性包茎は病気のリスクもあり、また大人になってからコンプレックスにならないかと心配ですよね。
アメリカでは、多くの事もが産まれてすぐに「割礼」として包皮を切除され、強制的に剥けた状態にされます。そのため、日本でも子供のうちに手術を受けたほうがいいのかと考える親御さんもいると思います。
しかし、前述したとおり、包皮の癒着は小学校入学頃に自然と剝がれていきます。多くの男の子は自分でいじったり、成長とともにペニスが成長したら勃起したりすることで癒着は剝がれていきます。
癒着が剝がれたら、入浴時に皮を剥いて石鹸で優しく洗ってあげるようにしましょう。ただし、小さい男の子のおちんちんはとても敏感ですので、強く洗ったりすると痛みがありますので、無理はしないようにしましょう。
また、剥いてキレイにしてあげたら皮を戻しておいてあげましょう。
石水朋哉
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