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  • 公開日: 2016.05.02
  • 更新日: 2021.04.13

【医師監修】ツートンだけじゃない!包茎手術の失敗例と回避方法

kaihi

梶 昇吾
【記事監修】
梶 昇吾
かじクリニック熊本 院長
日本美容外科学会 会員
日本医学脱毛学会 会員
平成7年 三重大学医学部卒業。平成9年 名古屋大学医学部附属病院 形成外科に入局。その後、大手美容外科クリニックの院長、大阪梅田中央クリニックの院長(中央クリニックグループ 技術指導医)を歴任し、令和元年 かじクリニック熊本を開設。
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包茎手術を考えているけど、手術と聞くと失敗しないか心配と考える人は少なくありません。実際に包茎手術で失敗をしたという例は存在します。

包茎手術は余った包皮を切り取る手術です。「もしも醜い見た目になってしまったら」「もしもセックスが出来なくなったら」など、失敗した時のことを考えると不安になり、手術に踏み切れない方もいると思います。

しかし安心してほしいのが、包茎手術は難しい手術ではなく、泌尿器科では研修医が担当するケースも多いと言われています。包茎手術を専門に扱っている美容外科系のクリニックでは施術実績も多く、患者の様々な要望に応じた手術をしてくれます。

実績があり評判の高いクリニックで手術をすることで、包茎手術の失敗を回避することが出来るのです。

包茎手術の失敗例

包茎手術の失敗例というのはいくつかあります。

ここでは主な失敗例と、失敗した原因について説明します。

手術をしたことがバレバレなツートンカラーの手術跡

包茎手術の失敗として最も多く挙げられるのが「術後の見た目」です。中でも手術したことが一目でハッキリとわかる「ツートンカラー」に悩む経験者は少なくなりません。

なぜツートンカラーになってしまうのかですが、これは「環状切開」という最もポピュラーな手術方法の手術跡です。

手術をせずに自然と剥けている人のペニスは、亀頭から根本に向けてピンク色から徐々に黒っぽい色に変わり、自然な色となっています。一方で「環状切開」で手術をしたペニスは根元に向かって徐々に色が変化する部分を切除するため、「ピンクからいきなり黒」となり、不自然なツートンカラーになってしまうのです。

 

ツートンカラーとなることを避けるには、「環状切開」手術ではなく、「亀頭直下埋没法」という手術をする必要があります。

亀頭直下埋没法について詳しくは「3分でわかる!亀頭直下埋没法のメリット・デメリット」をご覧ください。

病院の泌尿器科の手術は「環状切開」のため、見た目の要望にも応じてくれる美容外科系のクリニックで手術を受けることで、このツートンカラーは避けることが出来ます。

ペリカン変形

ペリカン変形の図解:亀頭下部にある包皮小帯(裏スジ)部分のリンパが腫れてしまい、ペニスを横から見た時にペリカンの下あごのような見た目になる後遺症。

ペリカン変形とは包茎手術後に起きることのある後遺症の一つです。亀頭下の包皮小帯(裏スジ)部分のリンパが腫れてしまい、ペニスを横から見た時にペリカンの下あごのように見えることからこのように呼ばれています。

ペリカン変形の原因ですが、包皮が余っている部分にリンパ液が溜まり、膨らんでしまうことが原因です。「環状切開」による手術で発生することが多いと言われています。

手術で包皮を切除した後は、切除部分同士を縫合することになりますが、くっつける皮同士の円周の長さは異なり、亀頭側は円周が長くなります。円周の長さが異なるものを縫合してしまと亀頭側は皮が余った状態となり、そこにリンパ液が溜まって膨らんでしまうのです。

ペリカン変形となる原因の図解:内板と外板の直径が異なった状態で縫合してしまうことが原因。

わかりやすく例えるならば、長細い水風船が二つあるとします。

水風船Aの空気を入れる穴の直径が6cmだとします。一方水風船Bの穴の直径は3cmだとします。

AとBの空気穴同士を糸で縫合すると、当然水風船Aは余った状態となります。

接合した水風船に水を入れると、水風船Aは大きく膨らんでしまうというわけです。

縫合面の円周の長さを計算にいれず、雑な縫合をしてしまうことが原因でもあります。

マッサージを行うことで腫れが引く一時的な場合もありますが、腫れがひかずに残ってしまった場合、いびつな形のペニスとなってしまいます。そのため修正手術が必要となりますので要注意です。

包皮内板の左右非対称

包皮内板の左右非対称図解:手術時で余剰包皮を切除する際、内板の左右の長さが異なるように切除してしまうことで、縫合した時に縫合のラインが斜めになってしまう。

包皮の縫合ラインが斜めになり、不自然な見た目となっている状態です。包茎手術で包皮を切除後、包皮内板の長さが左右で違ってしまうことが原因です。

手術の際には包皮の長さを計測してから行うので多く発生するわけではありませんが、もしこうなってしまった場合は左右の長さを整える再手術が必要となります。

包皮の切り過ぎによる勃起時のツッパリ感

包皮を多く切除しすぎてしまい、勃起時に皮が引っ張られ、突っ張る感じになる状態です。包茎手術の際には切る前に勃起時の長さを計算に入れ、少し余裕を持って皮を切除します。そのため切り過ぎるということはまずありませんが、実績が少なく技術の低い医師が誤って切り過ぎてしまった場合、このような状態になる可能性があります。

包皮が余る分には追加で切除することで調節出来ますが切り過ぎてしまうと調整が難しいため、若干皮を余らせ気味に切除するのが常識です。そのため失敗例としてはごく稀なケースと言えます。

また、手術後しばらくは突っ張った感じがあったが、しばらくすると皮が伸び、突っ張った感じが自然となくなることもあります。

包皮の切除不足による皮余り

包皮の切除が少なく、手術後も皮が余ってしまう状態です。包茎手術の際には勃起時のツッパリ感がないように包皮を切除します。そのため、勃起した状態であれば皮が被ることはないものの、通常時に皮が亀頭に被ってしまうということがありえます。

原因としては切る量が不足していることの他に、ペニスの先細りが原因であることもあります。ペニスの先細りとは、長年包皮に包まれていたために亀頭が十分に成長出来ておらず、亀頭(カリ)が小さいペニスのことを言います。

十分に成長している亀頭のカリの高さは5mm~7mm程度あり、多少の皮余りは亀頭(カリ)がストッパーの役割を果たして被ることはありません。一方で先細りのペニスはカリの高さが1~3mmほどしかなく、ストッパーとしては役不足となってしまいます。ストッパーの役割を期待するには5mm程度は必要だと言われます。

改善方法として、亀頭にヒアルロン酸を注入して増大させる方法があります。ヒアルロン酸1ccで約1mm程度の増大が期待できます。ただし、ヒアルロン酸は半年程度で体内に吸収されてしまい、亀頭のサイズが戻ってしまったら改めて注入する必要があり、通院の手間と費用がかかります。

費用は高くなりますが、体内に吸収されにくい定着タイプのヒアルロン酸がおすすめです。ちなみに費用は定着タイプのもので1ccあたり15万円~20万円が相場となります。

亀頭増大について詳しくは「亀頭増大(強化)手術が必要なサイズとは?小さい原因と手術のメリット」をご覧ください。

また、最近では余った包皮を根本で縫合して固定するという、いわゆる「切らない手術」というものもありますが、しっかりと固定されずに結局また包皮が亀頭を覆ってしまう、という失敗例もあります。

切らない手術について詳しくは「切らない包茎手術の3つの方法と、対応クリニック5選」をご覧ください。

もし包茎手術で失敗した時の対処法

もし、運悪く包茎手術で失敗してしまった場合も諦める必要はありません。クリニックによっては他院で失敗した手術を修正する手術というものが用意されています。

以下に大手クリニック3院の修正手術の費用をまとめました。

クリニック料金
ABCクリニック77,000円~
上野クリニック165,000円~
東京ノーストクリニック143,000円~

※料金は全て税込です。

費用としては10万円~15万円程度が相場となりますが、ペニスの状態によって料金は変わってきます。再手術の費用がかかってしまうのはとても残念なことではありますが、不格好になってしまったペニスが新たなコンプレックスとなることはおおいにありますので、早めに修正手術を受けることをおすすめします。

包茎手術で失敗しないためには

失敗しないためには、このページで挙げた失敗例を理解し、手術前に医師に確認することが大切です。

「先生は十分な実績があるので大丈夫だとは思いますが、ネットの体験談で失敗を経験したという例を目にしました。術後の見た目が悪くなったり、感度が悪くなったりしないように手術をしていただきたいのですが大丈夫でしょうか?」といった具合に聞いてみるとよいでしょう。

ペニスの状態を見てもらったうえで、自分の要望が実現できるのかどうかを確認しておきましょう。

美容外科系クリニックの場合は追加費用が発生する場合があります。中には通常手術で回避できるのに、足元を見て高額なオプション費用を伝えてくる悪徳クリニックもあると聞きます。費用的に納得がいかなければ、他のクリニックや病院でも診察してもらい、セカンドオピニオン、サードオピニオンを聞いてみることをお勧めします。

包茎手術後はそのペニスと一生付き合っていくことになります。一つのクリニックに相談しただけで決めることはあまりおすすめしません。カウンセリングを無料で行ってくれるところはたくさんあります。面倒かもしれませんが、最低でも2つ、出来れば3つ程度のクリニックでカウンセリングを受けることが、失敗しないために大切なこととなります。

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石水朋哉

「包茎」は男性の大きな悩みの一つであり、その悩みを持つ人の手助けになればと思いこのサイトを立ち上げました。20以上のクリニックで実際に包茎手術のカウンセリングを受け、そういった体験を通して包茎に関する幅広い情報を発信しています。


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