【医師監修】バレたくない人必見!包茎手術で跡を目立たせない2つの方法
- 【記事監修】
梶 昇吾
かじクリニック熊本 院長
日本美容外科学会 会員
日本医学脱毛学会 会員
平成7年 三重大学医学部卒業。平成9年 名古屋大学医学部附属病院 形成外科に入局。その後、大手美容外科クリニックの院長、大阪梅田中央クリニックの院長(中央クリニックグループ 技術指導医)を歴任し、令和元年 かじクリニック熊本を開設。
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包茎手術をするかしないか一歩踏み切れない人の悩みには3つあります。1つ目が「痛み」2つ目が「費用」、そして3つ目が「手術跡」です。
明らかに自然に剥けている人と違う跡が残ってしまえば、温泉などで包茎手術をしたことがバレバレになり、それが新たなコンプレックスとなり一生の悩みとなってしまいます。
しかし安心してください。包茎手術したことが他人にバレない自然な手術跡にする方法はちゃんとあります。
ここでは、実際に包茎手術を受け10年以上誰にも気づかれたことのない筆者が、手術跡の種類とそうなってしまう原因について詳しく説明します。
さらに、手術跡が残らない手術方法と、自然な手術跡を実現してくれるクリニックを紹介します。
手術跡の種類と原因
包茎手術の跡には大きく分けて3つあります。それは、「ツートンカラー」と「縫合箇所の傷跡」と「包皮小帯(裏スジ)の切除跡」です。
それぞれどのような手術跡なのか?そして跡が残ってしまう原因について詳しく説明します。
ツートンカラー
病院の泌尿器科などで「環状切開法」という安い手術を受けたときに残る跡がツートンカラーです。包茎の手術跡として最も多い悩みです。折角包茎のコンプレックスを解消したのに、今度は「包茎手術をした人」というコンプレックスを一生抱えることになります。
ツートンカラーになってしまう原因ですが、環状切開法では余った包皮を切除し、ずっと外に出ていた皮(外板)と、内側に隠れていた皮(内板)を縫合します。外板は黒ずんだ肌色で、内板はピンク色です。この二つを縫合することで生じる急激な色の変化によりツートンカラーになってしまうのです。
一方で手術をしていない自然に剥けているペニスはピンクから肌色にグラデーションカラーになっていて自然な色味になっています。
縫合箇所の傷跡
包皮の切除後に糸で縫合した跡です。包茎手術専門のクリニックでは美容治療用の極細糸を使って縫合してくれるので、時間が経過すればほとんど目立たないくらいになります。
しかし、病院の泌尿器科など見た目への配慮をしてくれない手術の場合はハッキリ傷跡として残ってしまう場合があります。
また、手術後縫合箇所がしっかりくっつく前にセックスやオナニーをしてしまうと、縫合箇所が開いて汚い傷跡が残ってしまうこともあります。手術後はセックスやオナニー以外にも様々な制限があります。医師の指示に従いましょう。
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包皮小帯(裏スジ)の消失
包皮小帯とはいわゆる裏スジの部分です。この小帯の存在を無視して真っすぐ切除して縫合してしまうと、小帯が切り取られた不自然な跡が残ることになります。
包皮小帯を消失せず自然な見た目にするためには、小帯を避けてVの字に切除して縫合する必要があります。包茎手術専門のクリニックであれば対応してくれますので相談してみるとよいでしょう。ただし追加費用が必要になることがあります。
裏スジ部分の跡は温泉などで見られることはなく、セックスの際に女性が間近でよく見ないと気づかない程度ですので、あまり気にする必要はないかもしれません。
ちなみに、「包皮小帯(裏スジ)を切るとセックスの感度が低下する」という噂がありますが、影響は軽微です。ペニスの性感帯のほとんどは亀頭ですので、包皮小帯がなくなったからと言ってセックスの感度が低下する心配はありません。包茎手術を受ける人の中には早漏対策としてあえて切除する人もいるようです。
自然になるのは最低でも30年
ツートンカラーをはじめとした包茎の手術跡ですが、「年数が経過すれば馴染んで自然な色合い、見た目になる」という意見もあります。確かにその通りですが、それには30年以上の年数が必要になります。
例えば20歳で手術をした場合、手術跡が自然になるころには50歳になり、その年齢になれば包茎手術の跡など気にならなくなっているでしょう。大切なのは手術直後から自然な見た目であることです。
跡が目立たない2つの手術方法
包茎手術専門クリニックなど美容治療を行っているクリニックでは、手術跡が目立たない手術を受けることができます。
手術の方法としては主に「亀頭直下埋没法」と「根部切除法(バックカット法)」があります。ここでは、それら二つの術式について詳しく解説します。
亀頭直下埋没法
亀頭直下埋没法とは、一言で説明すると「手術跡が目立たない包茎の手術方法」です。包皮の切り方は「環状切開法」と同じですが、亀頭に隠れる位置で縫合してくれるためツートンカラーになりません。
美容治療に対応しているほとんどのクリニックが採用しており、現在の包茎手術として最も一般的な方法です。
根部切除法(バックカット法)
根部切除法は、ペニスの根部(こんぶ)で余った包皮を環状に切除する方法です。バックカット法とも呼ばれます。縫合跡が根部に来るため傷跡は陰毛に隠れて目立ちません。
しかし、この方法は仮性包茎にしか適用できない方法となり、真性包茎、カントン(嵌頓)包茎の方は受けることが難しいです。理由ですが、真性包茎やカントン(嵌頓)包茎は皮の出口(包皮輪)が狭い状態(包皮輪狭窄)であり、ペニスの根部に包皮を引っ張ることが出来ないためです。また、手術の際には剃毛の必要があります。
採用しているクリニックが少なく手術費用も高いことから、根部切除法(バックカット法)で手術をしている人は少ないです。
切らない手術は跡は残らないが確実ではない
跡が残らない包茎手術方法が「切らない手術」です。その名の通り余った包皮を切ることなく包茎を治すというものです。切除も縫合もないため手術跡は残りませんし、手術後の制限もすくなく完治までの期間も短いといったメリットがあります。
治るのは軽度の仮性包茎のみ
多くのメリットがある切らない手術ですが、確実に包茎が治る方法ではありません。「真性包茎」や「カントン(嵌頓)包茎」の人は受けられませんし、仮性包茎であって普段から亀頭の先っぽが露出している皮余りの少ない場合しか期待できません。
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自然な手術跡が可能なクリニック3院
ここでは、手術跡が目立たないように手術をしてくれるクリニック3つを紹介します。
ABCクリニック
ABCクリニックの基本情報 | |
診療時間 | 10:00~20:00 |
休診日 | 年中無休(完全予約制) |
医院数 | 全国18院(札幌・仙台・高崎・大宮・船橋・新宿・神田・立川・横浜・名古屋・京都・梅田・難波・神戸・広島・高松・天神・博多) |
ABCクリニックは派手なCMを行っていませんので一般の知名度は高くありませんが、ネットの口コミや評判で多くの患者が来院しています。全国主要都市に18院を展開する大手です。
手術跡の目立たない方法としては「Vカット(美容特殊)」という方法があります。亀頭直下埋没法と包皮小帯を避けてVの字に切除してくれる方法です。
スタッフは全員男性で安心
スタッフは医師、カウンセラー、受付など全て男性です。女性向けの美容整形を行っているクリニックだと受付に女性スタッフがいることがありますが、そういった心配はありません。
カウンセラーの対応も強引に契約をすすめてくるといった感じはなく、好印象です。
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上野クリニック
上野クリニックの基本情報 | |
診療時間 | 10:00~20:00 |
休診日 | 年中無休(完全予約制) |
医院数 | 全国14院(札幌・仙台・新潟・大宮・上野・新宿・横浜・千葉・名古屋・京都・大阪・岡山・広島・福岡) |
上野クリニックはTVやラジオCMでもおなじみで、年間13,000人以上が来院する大手クリニックです。全国主要都市に14院を展開しています。
「複合曲線作図法」で自然な手術跡を実現
亀頭直下埋没法、そして包皮小帯を避けてVの字に切除することはもちろんのこと、「複合曲線作図法」という独自の手術方法で、自然な手術跡を実現します。
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本田ヒルズタワークリニック
本田ヒルズタワークリニックの基本情報 | |
診療時間 | 完全予約制 |
休診日 | 年中無休 |
医院数 | 全国10院(東京・札幌・青森・名古屋・金沢・京都・神戸・岡山・小倉・那覇) |
本田ヒルズタワークリニックは全国に10院を展開する男性向けクリニックです。最大の特徴は「切らずに包茎を治す」というものです。
本田院長は切らない包茎手術の第一人者
本田ヒルズタワークリニックが行っている切らない手術はヒアルロン酸注入による「亀頭増大」と、埋没したペニスを引っ張り出して固定する「長茎術」です。
カウンセリングから手術まですべてを本田院長自ら行ってくれます。そのため予約は取りにくいという難点があり、また費用は高いですが、「切らずに跡も残したくない」という人は一度相談してみる価値はあります。
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石水朋哉
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